気温がぐっと下がって空気がだいぶ澄んできましたね。そろそろ冬支度が始まったなぁ、という季節。皆さんは紅葉狩りなど行かれましたか?
去年は草津の風景をちょうど今ぐらいに紹介しましたね。
広島は、県北、三段峡、三滝、宮島、尾道と、紅葉の見所の多い県です。市内ほど近くだと、前述の草津のほか、縮景園や比治山なんかもいいですよね。
いずれにしても、景色のいい季節です。
空気が澄んできた、といえば、夜景もそろそろ綺麗な季節ですね。むしろ今ぐらいのほうが寒くなくていい。
広島は三方を山に、一方を海に囲まれた比較的まとまった街ですし、その中に起伏があまりないので、夜景は美しい街だと思います。
特に、薄暮というか、瀬戸の海に日が沈んで、ゆっくりと、また足早に夜の帳が下りてくる時間帯は、本当に心安らぐような風景に出会うことができます。
夕凪の中でぼんやりと暮れていく空を眺める夏のそれも実に贅沢な時間ですが、夜景が美しいのはやはりこれからの季節でしょう。
広島の中で、どこから見る夜景が最も美しいか。
これは意見が割れるところでしょうね。山だと、己斐の山か、黄金山 、それに古田台あたりになるんでしょうかね。上の写真は古田台から取ったものです。私はこの西側の角度から見る市内が比較的好きですね。安芸の子富士がちょうど美しく見える。
一風変わった所だと、宇品(広島港)のプリンスホテルがおススメ、という声を聞くこともあります。市内のホテルだとちょっと近すぎますからね。
本当は比治山から見えると一番いいんでしょうが、ここはどうも景色が思わしくない。
ただ、他の場所は車じゃないと行けない、あるいは行きづらいですからねぇ。もうちょっと夜景を堪能できるような場所があってもいいと思います。
札幌なんかでもそうなんですけどね。夕の暮れを山から眺めた後、路面電車で市内繁華街に戻ってくるってのは堪らないものがあります。高揚もするし、なんとも言えず、胸がざわつく。あの緩やかな広電の音を聞きながら、太田川を超え、天満橋から十日市町へ、そして相生橋を渡って、紙屋町に戻ってくる。
なんとも言えず、ホッとした心持になって、酒が進み、食が美味くなる。
是非やってみてください。市内の輝きが、きっとまぶしいぐらいに感じられますよ。
(古田台の場合、西広島(己斐)から近くまではバスで行くことができます)
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