広島の冬の味覚。どんなものを思い浮かべますか?
食卓に並ぶのはやっぱり鍋。それからみかん、カキ。
外で食べるなら、熱々の鉄板が前に置いてあるお好み焼き、ちからやむさしのうどんなんて人もいるかもしれない。
街を歩いていると、確かにみかんやカキが店頭に積まれているのをよく見ます。
(左:福屋 (八丁堀)の地下一階果物売り場に並ぶみかん。右:この季節の宮島の風物詩、カキの販売)
.
広島は瀬戸内海挟んだお向かいは愛媛ですし、瀬戸内海の島々ではよくみかんが取れます。
「カキは年が開けて冷え込んだら美味いんよ」、とよく広島の人は言いますが、今年は寒さも一層で、身が引き締まって十分に美味しいカキが食べられます。
宮島近海よりも、音戸や江田島(能美島)のものの方が美味しいと思います。
それから、カキ(牡蠣)だけじゃなくて、カキ(柿)も美味しい。
ほら、西条柿とかってご存じないですかね?
ちょっと小ぶりで、やっぱり実が熟しすぎないのが美味い。
それから、忘れちゃいけないのは広島菜。これも冬の味覚ですよね。
ご飯を包んで食べれば、それだけで美味い。やっぱり今年ぐらい冬が寒いと早いうちから美味い。一層美味い。
賀茂鶴とか、辛口の日本酒を熱燗にすれば、つまみにもなる。
.
(左:倉橋島のあたりにある牡蠣イカダ。右:中の棚にあるうどん屋、ちから)
.
(左:中の棚の果物屋にならぶみかんや柿。右:福屋 (八丁堀)の地下一階食品売り場で見つけた広島菜)
.
こうしてみると、案外広島の味覚ってのは、冬の方が多いような気がする。
うどんなんかでも、「ちから」さんのあの甘い「きつねうどん」は冬こそ美味いですし。
今年の冬は確かに寒いです。でも、寒いからこそ美味い広島の冬の味覚もいっぱいある。
せっかくならそういったものを食べて、寒い冬を楽しんでみましょう。
.
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。