ちょっと更新をサボっている間に、広島はとうかさんが終わり、梅雨に入りましたね。
蒸し暑くて嫌な方も多いでしょうが、私自身は、なんだか広島らしい季節だなぁ、と例年思います。ジメっとして、夕凪いで、それでいて食べ物が美味しくなり、雨の休みに夏の香りが漂ってくる。そんな季節です。
さて、広島の郊外 : 五日市(1)に続いて紹介する、五日市のもう一つの顔。コイン通り周辺も、実に"広島らしい"街並みなんです。
どこが広島らしいんか、って?
なんたって、そこに並ぶ店でしょう!デオデオ、イズミはもちろん、酔心にウォンツと、とにかく広島のお店が多い。広島市内でもこれだけ一箇所に並んどるところはないじゃろう、って言うぐらいに多いんです。
もちろん、それらの店舗の間にはチェーンでもない、あるいは五日市周辺限定チェーンのローカルのお好み焼き屋さん、うどん屋さん、お菓子屋さんなんかが並んでて、見事にThat's 広島な通りなんです。
これは不思議ですねぇ。市内より淘汰が少ないこともあるでしょうし、周辺にあまり他県出身の方が住まれてらっしゃらないこともあるんでしょうが、結構車通りも多いこの場所で、よく頑張ってますよ。カラオケ屋まで広島ローカルのビリーザキッドなんだもん(笑)
(どこも店舗が大きくて、まるでアメリカの郊外の街に来たかのような印象さえ受ける)
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前回も書いたかもですが、コイン通りってのは、元々五日市造幣局前の通り、ってことで安易なネーミングでその呼び名になったわけなんですが、今でもコイン通りの北側には造幣局がデーンと操業中です。
元はこの造幣局で働く、あるいはその業者さんをターゲットにした飲食店が軒を連ねたのが、そもそもの街の発展だったみたいなんですが、ここに造幣局ができたのは1945年のことなんですね。よく戦後と勘違いされがちですが、実はまだ戦中の2月にできています。
今でも造幣局ってのは大阪の本局と、あと東京と広島(五日市)に支局が一つずつしか無いわけで、如何にここが重要な場所であるか、ということが分かると思います。
もっとも、外観は至ってローカルで、ちょっと立派な高校ですか?って感じ。外周にはちょっとしたお堀の様な水路があって、警備はもちろん厳重だと思いますが。
今でも造幣局の脇にちょっとした飲み屋街が残ってますね。昔に比べればずっと減って、かえって上で紹介したようなお店が増えたのは、ここが造幣局の街、から、広島ベットタウンの一拠点、に変わったからでしょう。それがちょうど、昭和50年代ぐらいじゃないでしょうか。
この造幣局は予約さえすれば一般見学も受け付けているみたいなんで、気が向いたら是非言ってみてください。ついでにコイン通りのローカルお好み焼き屋でお好み食べて、イズミとウォンツで買い物して帰っていただければ言うこと無しです(笑)
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