瀬戸内海に浮かぶ倉橋島と東能美島を結んでいるのが早瀬大橋です。
呉からなら車で30分余り。音戸からだったら倉橋島の北半分をぐるりと回って15分ぐらいですかね。
音戸大橋よりも知名度はずいぶん下がりますが、ザリガニの様な形をした能美島・江田島を陸続きにしている重要な橋です。
音戸大橋が真っ赤なのに対して、こちらは白い色。
真っ直ぐに伸びる幾何学模様の橋が山の中腹からぐぅんと伸びていて、音戸に劣らず美しい橋です。
早瀬の周りには牡蠣イカダが浮かび、遠くにはキラキラと眩い塩の山が望めます。
のんびりとした海をタンカー船がノソノソと横切り、備蓄タンクに進んでいく姿はやはり呉宮原あたりと比べると一層ゆったりとしていて、釣客の気分すらも弛緩させます。
季節柄そろそろ広島の牡蠣が全国的に出回る頃ですが、まだ美味しくないですよね。
やっぱりもっと冷えてこないと。海水が。
せわしない年末が過ぎて、本当に美味しくなるのは年が明けてからじゃないかなぁ。
私はそう思ってるんですけど。
この早瀬沖から東能美島・江田島にかけての牡蠣は早い潮流に揉まれてるから、小ぶりですが身が引き締まっている、と聞いたことがあります。
美味しい広島の牡蠣を食べたら、ちょっと他の牡蠣は食べられない。
岩牡蠣とか、好きな人にはいいんでしょうが、ちょっとブヨブヨしてて私には厳しい・・・
それから良質のプランクトンの多い牡蠣イカダがあって、潮の流れも結構あるから、この辺りは釣客も多いみたいですね。
私はこの辺りで釣ったことは無いですが、車で走っていてもチラホラ見かけます。
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(左上:は塩の山とタンカー、右上:早瀬大橋より眺める、左下:潮の流れに沿って置かれる牡蠣イカダ、右下:牡蠣イカダの向こうに見える備蓄タンク)
呉から音戸を回ってゆっくりと倉橋に入り、早瀬大橋を渡って釣り糸でも垂らしたら、どっぷり日も暮れてきます。
帰りは船ですかね。
江田島・三高・高田あたりから宇品(広島港)に向けてフェリーが出ています。
一日しっかり遊んで、日の沈んだ港から聴く瀬戸内海の音は、なんとも言えない充足感です。
(船の中で寝てしまうことは、間違いないです笑)
(写真は三高港より。三高港の傍には、牡蠣の加工会社がある)
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ちなみに、この三高こうの傍からスタートするのが、江田島市沖美町のカキカキマラソンです。
次回は2011年3月6日だそうで、もう34回目ですか。早いですね。
当日は牡蠣はもちろん(しかも殻つきの新鮮なやつ)、瀬戸内の美味しい魚介類も食べることが出来るんで、走らん人も是非行ってみてください。
もちろん行く時は早瀬大橋を通って。
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