広島に行く人も広島におる人も: 広島の風景：緑の広島

またかよ、と言われそうですが広島に帰ってきました。
すっかり桜の花と鯉のぼりが姿を消し、広島の街は緑に染まってますね。

この季節を晩春と呼ぶのか新緑と呼ぶのか分かりませんが、一年を通して最も美しい季節であることは間違いないでしょう。
フラワーフェスティバルが終わり、街がとうかさんに向けて、心地よい風を吹かせる季節。まさにブルースカイと生命力に溢れた緑、吹き抜ける風は心地よく、川は翡翠色に染まります。街には活気があって、色とりどりの花が咲いています。
タンポポやれんげ草の残り花もあれば、ツツジもまだ咲いているし、一方ではアジサイが色づき始める。

えんどう豆の実がなり、ヨモギが香りを漂わせる。
本川（旧太田川）沿いを一時間か二時間もあるけば、そういった景色が限りなく散らばっています。
平和大通だって負けてないですが、やっぱり川沿いの方が気持ち良いかなぁ。

七つの川を持つ街らしい季節ですよね。
私は雨上がりの朝を三、四時間ほど散歩したのですが、本当に気持ちよかった。

街が美しいこの季節ですが、広島を訪れる人が多い季節でもあります。
平和公園に行くと、すごいたくさんの修学旅行生。今年は震災の影響もあって、災害の少ない広島に切り替えた学校すらあった様で、多くの子供達が訪れていました。
せっかく来るんだから、こういういい季節に来てくれた方が嬉しいですよね。宮島行ったり、広電に乗ったり、カープを見たり、色々するんだろうなぁ。

さて、この季節の瀬戸内と言えば、何と言っても鯛でしょう。
今が最終晩ですからね。もっとも脂がのってて、甘味が強い。そりゃあ美味いですよ。広島産ってのは以外になくて、愛媛産が主流ですかね。後はまぁアサリだったりかな。
鮎はもう解禁になったのかな？鮎もまぁ、美味いですけどね。カレイの方がおススメかなぁ。フライにしたりしてね。

野菜は青豆類はもう美味しくなってきますね。
ただ、春キャベツは良くない。お好み焼きに向かないんですよ。お好み焼きは水分の少ない固めのキャベツの方が相性がいいですからね。
あ、そうそう。ふきは今が美味しいですね。

（スーパーに並ぶ食材。鯛に鮎にカレイ）
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