行ってきました国立に。
ナビスコカップ決勝。サンフレッチェの初タイトルがかかった一戦を応援に。
雲一つない秋晴れの陽気に、否が応でも気分は高まります。
サンフレッチェの試合を観に行くのは年に二度程度なのですが、国立は初めて。
カープと並ぶ広島のクラブチームの晴れ舞台です。
そう、今日の主役はワシら広島。
遙々広島から駆けつけたファンの方もいらっしゃったのじゃないでしょうか。
試合開始前からスタンドは紫と青(対戦相手の磐田のチームカラー)の二色に染まり、天気がいいこともあって、とても良い雰囲気でした。
初タイトルがかかるサンフレッチェのサポーターは試合開始前の選手入場時、ユニフォームに星(タイトルの印)をつけたり、カップをかたどったり。
素晴らしい応援に試合開始前から胸を打たれました。
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(試合開始前のサンフレッチェ側スタンド。星はタイトルマーク)
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(青天の国立競技場は向こう側に新宿の高層ビルが見える。右は磐田側スタンド)
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(左はサンフレッチェのチームカラーに染まるスタンド。右は磐田)
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サンフレッチェの試合を観に行くと毎回思うのですが、地方クラブとして現在のサンフレッチェは最大限のプレーを見せてくれているのではないでしょうか。
サッカーのプロリーグであるJリーグはほとんどのチームが東京から神戸の間に位置し、その他の地方都市のクラブは毎年残留争いをしているのが現状です。
実際、ナビスコカップの決勝にしても、磐田は地元で前日調整をしたのに対して、サンフレッチェは横浜で間借りをしての調整。
新潟や鹿島での試合となると気の遠くなるような移動を強いられてことです。
そんなサンフレッチェは広島出身の選手も多く、裏返せばカープ同様、首都圏から優秀な選手を集めてくるのが難しい状況。
自前のユースチーム出身選手を中心に独自のチーム作りをある意味ではしていかなければならないのが現状。
余談ですが、森崎兄弟は私と同級になり、学校は違ったのですが、実は中学時代、一度だけ試合を観たことがあります。
当時から、有名な兄弟でしたから。
そんなわけで、国立の舞台までこのチームが上がってきてくれたのは本当に誇らしかった。
(やがてサンフレッチェ側スタンドには巨大なユニフォームが開かれ、その後、カップがプラカードによって作られる)
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結果はもう皆さんご存じのとおりですよね。
残念ながらサンフレッチェは破れてしまいました。
後半終了間際まではいけると思ったんですけどねぇ。どうも磐田にはセットプレーでやられている印象があります。
まぁ、でも、楽しかった。悔しいですけどね、かなり。
来年もまた、この舞台にチームが上がってきてくれるといいな、と思いました。
(磐田の優勝セレモニー(左)と、試合後、ファンに挨拶に行くサンフレッチェの選手たち(右))
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