言うまでも無く、この記事は広島の郊外 : 呉の残念な続編になります。
坂の多い呉の街を、海と同じ色で排気ガスを吹かしながら賑やかに行き来していた呉市営バスが、ついに民間に譲渡されます。
確かに乗客もまばらで(街に人が歩いていないので当然といえば当然ですが・・・)、赤字続きでもあったので、知れ切った往生と言えば、まぁそうなんですが、こうやってまた往年の賑やかだった呉の風景が一つ消えていくかと思うとやっぱり悲しい。
譲渡後どうなるかはまだ現時点では分かっていないですし、変わらず営業してくれるのかも知れないですが、近年の赤字を見るとその可能性は低いでしょう。
高齢化が進む呉の街が、今後益々住み辛い街になるようだと、前途は多難でしょう。
呉ぐらいのサイズの街の公共交通のあり方は、呉に限らず、どこの街でも最大の懸案事項の一つです。
無論、赤字を垂れ流していい、というものでもないですしね。
具体策が浮かんでくるわけではないですが、これを契機に、活性化への一歩を歩んで欲しいと切に願います。
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