数日前になりますが、今年も八月六日が終わりましたね。
何ともコメントが難しいですが、広島で過ごしていた頃には、「あぁ、夏の盛りが過ぎたな」とか、そんなことを思っていたような気がします。
私の生家は平和大通に程近く、平和公園からも元安川を挟んで五分あまりでしたので、何度か式典にも行きましたし、その前後に御参りにいらっしゃる方々も多かったですね。
式典が終わると盆を兼ねて、土橋あたりに炎天下の中、墓参りに行ったり。
まぁ、とにかく暑かった。
65年も経てば、式典そのものや、捉え方に賛否や色んなものが、感情というよりは客観的に出てくるんでしょうけれども、今年特に覚えているニュースは、「(旧)広島市民球場が原爆ドームのバックにあるのは、今年が最後ですよ」というもの。
そうかぁ、と思いましたもんね。
1945年をゼロとすれば、市民球場ができる57年ぐらいまでが、復興期(第一段階)、57年からカープが初優勝した75年までが成長期(第二段階)、75年から続いた成熟期が、そろそろ終わろうとしているのかも知れない、という話を耳にすることが多いかもしれません。
当てつければそうなるんでしょうが、ただ、原爆ドームと寄り添っていた市民球場が取り壊されるのは事実ですし、広島が新しい段階に入っていこうとしているのは、間違いないでしょう。皆さんは、どんな街になって欲しいですか?
「広島らしい広島の街」
私にとって8月6日は、そんなことを思う日でもあります。
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